「物が届く」が崩壊する日。ラップ枯渇はその前兆(石油危機)

 

こんにちは、中西です。

 

石油危機とナフサ不足による日本の産業への打撃が、日々深刻さを増しています。

 

明らかに1か月前とは状況が全く違っていて、今ではテレビでも当たり前のように報道されているようですし、

 

毎日、大手有名企業が商品の生産停止を発表しています。

 

表面化している状況だけでも、これだけかつてないレベルの危機的状況と言えるのですが、

 

表面化していない部分では、さらに想像を超える事態が進んでいると考える方が自然です。

 

実際、私は日々状況をチェックしていますが、特にSNSに投稿されている、報道されていない中小零細企業の人たちの現場の状況は、

 

これから日本全体で起こることの兆候であったり、先行指標になることが非常に多いと感じます。

 
 

あらゆる分野で危険な状況になっているのですが、一番サービスが停滞すると危険な業界の一つが運送業です。

 

運送業はこれまでお伝えしてきた通り、トラックの燃料となる軽油やエンジンオイル、アドブルーやアドブルーの容器など、

 

複数にわたってリスクがあり、石油とナフサ枯渇の影響を受けて危機的な状況に陥っています。

 

さらに、トラックだけでなく、段ボールも複数の観点で作れなくなる可能性があるという話もしました。

 

また、段ボールに加え、商品を包むラップやプチプチなどの素材も、間もなく手に入らなくなる可能性があり危ない・・・という話をしてきましたが、

 

ついにその状況になってきたようです。

 
 

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運送業界から生々しい情報が入りました。

 

「荷主からキャンセルの電話がありました。

 

パレットに箱を積んで倒れないようにぐるぐる巻きにするラップなんですが、それがなくなったので出荷できない」

 

これから食料難やさらなる物価高騰、透析患者、糖尿病患者の危機、大量の会社倒産による失業者大量発生。

 

これら全てが自民党のせいだと気づけば、さすがの日本人も黙ってはいられないだろう。

 

Japan_Guardian3(@Japan_Guardian3)

 

16:08 2026/05/17 3.1万回表示

 

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スーパーへ食品を配送するドライバー友人。

 

所属先は常時50台運行中の中規模企業。

 

荷物固定用のラップ在庫限りとのことです。

 

どーすんのコレ。

 

(リプライ:キツネだよ)

 

本日、別の運送屋さんとのことお話。

 

燃料→滞りなく供給。

 

エンジンオイル→供給ゼロ。

 

ストレッチフィルム(荷物固定用、梱包用ラップ)供給僅か。節約して使用。

 

コチラも推定30台運用規模の企業。

 

キツネだよ(@fJGTz1lh5AkMjNq)

 

21:32 2026/05/17 3128回表示

 

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こんな感じで、各商品を包むラップもそうですし、段ボールを複数積み上げて、それが倒れないようにするためのラップも手に入らなくなってきています。

 

その場合にどうやって段ボールを運ぶのかは、素人の私にはわかりませんが、これまでどおりにはいかないのは間違いないでしょう。

 

商品によっては、ラップやプチプチがないせいで、配送できなくなるものも出てくる可能性があります。

 

いずれにしても、運送業界は、トラックの燃料や容器の不足で物流が停止する大きな危機になりつつあり、

 

それとは別に商品を包む袋や、さらにはそれを入れる段ボールの製造も危機となっており、

 

さらにそれとはまた別に、商品や段ボールを包むラップ・プチプチなどが手に入らなくなって配送ができない危機にも陥っているということです。

 
 

どれか1つでも、国内の物流にとってとんでもなく危険な状況なのに、それが多数同時に襲ってきています。

 
 

政府がどれだけ石油危機・ナフサ不足の深刻さを隠蔽しようとしても、現場の実態は事実なので、否定することはできません。

 

そうやって政府が事態の深刻さを隠蔽しているうちに、物流も食品も製造も医療も、全てが取り返しのつかない大惨事に一直線で進んでいます。

 

いまだにネットには「煽りだ!」とか言っている認知が歪んだ人が、一般人のみならず専門家にも結構いますが、

 

結局その人たちは、中小企業や個人事業主の人たちの現場の苦しみや不安や悲鳴は他人事なんでしょうね。

 

無意識に他人事だと考えている人ほど、この危機的事態の深刻さが認識できなくなる。

 

そして、現場の人たちの悲鳴を最も他人事だと思っているのが、日本政府であり、高市総理です。

 

政府や総理大臣のコメントを見ていると虫酸が走るのですが、彼らは表面的な言葉ではいろいろそれっぽいことを言っていますが、やっていることを見れば完全に他人事。

 

この危機は、石油やナフサに関連する業界の人たちの現場の悲鳴を、自分事のように捉えている人ほど、危機を早く正確に認識しやすくなります。

 

一方で、現場の悲鳴を自分とは無関係の他人事のように考えている人ほど、事態の深刻さをまともに認識できなくなりやすい。

 

そういう人たちは、結果的に自分自身の命のリスクまで高めてしまうという、皮肉な特徴を持つ危機だと思います。

 

スーパーやコンビニやドラッグストアなどのお店に商品が届く。

 

Amazonやネットで注文したらすぐに家に届く。

 

この「当たり前」は、まもなく崩壊していくでしょう。

 

その時に初めて、

 

「物が届く」

 

ということが、「当たり前」ではなかったことに、多くの人が気づくのかもしれません。