スズキもダイハツも停止。エンジンオイル不足が現実化

こんにちは、中西です。

 

このメルマガでは3月上旬から、石油危機とナフサ不足による様々なリスクについて具体的にお話してきました。

 

その中で、自動車についてはガソリンが注目されがちですが、エンジンオイルも危ないという話をしてきました。

 

なので、車に乗る人は早めにエンジンオイルを交換しておきましょう、と何度かお伝えしました。

 

4月中旬までに「エンジンオイルを忘れてました!ありがとうございます!」という言葉を、多くの方からいただきました。

 

もちろん私自身も4月の早い段階で、販売店にエンジンオイルを交換しに行っております。(ついでにオイルフィルターも交換)

 
 

4月初旬の時点では、石油危機もナフサ不足も世間ではまったく危機的な状況だと認識されていませんでしたので、

 

販売店の店員さんも石油危機の話は一切なし。普通に交換できました。

 

4月下旬でさえ、あるお店の経営者さんと車が乗れなくなるリスクなどを話した時に

 

「何とかなりますよ。絶対大丈夫ですって」

 

と根拠なく言われ、私が「ネットの怪しい情報を鵜呑みにしてる心配性な人」みたいな流れになって、呆然としてしまいました。

 

自分としては、石油危機のリスクを徹底的に数字で分析した上で危機意識を持っていたのですが、

 

あまりにも世間も周囲の誰も危機意識を持っていないので、「自分がおかしいのではないか?」と一瞬思うことがGW頃まで何度もありました。

 

それを理性で「いやいや、自分は絶対おかしくない!」と言い聞かせたことが、4月は50回ぐらいあったと思います笑

 
 

結局、3月・4月にこのメルマガで予想していたことはことごとく現実化していますので、私自身の自分への言い聞かせは正しかったといえます。

 

本メルマガの読者さんで、私と同じように周りのあまりの正常性バイアスぶりに、「自分がおかしいのではないか?」と逆に自分の方が思った、という人は多いかと思います。

 

実際、そういう声(読者さんからのメールやコーチングメンバーさんから)を多数いただきましたから。

 

しかし、もうとっくに答えは出ています。

 

今回のリスクを軽視していた人は、完全に間違っていたということです。(まだ気づいていない人も相当いるでしょうけど)

 
 

結果、エンジンオイルについてもまったく予想通りの展開で、すでに大手有名企業の販売店でエンジンオイルが入手できなくなってきています。

 

少し前にダイハツの販売店が、エンジンオイルの出荷制限・受注停止を発表しました。

 
 

▼エンジンオイル等の油脂類供給不足に関するご案内 | 大阪ダイハツ販売株式会社

エンジンオイル等の油脂類供給不足に関するご案内

 
 

スズキも3日ほど前に、エンジンオイル交換の新規受付を停止しました。

 
 

▼スズキ、一部販売店でオイル交換の新規受け付け停止 供給遅延で – 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC250DH0V20C26A5000000/

 
 

4月にエンジンオイルの注意喚起のメルマガを読んで、すぐにエンジンオイルを交換された方も多かったようですが、私も含め、交換していなかったら今頃危なかったと思います。

 

まだ全店舗ではないようなので、車に乗る人でエンジンオイル交換をまだしていない人は、どう考えても今のうちにやっておくべきだと思いますね。

 
 

昨日も三菱重工の社長が、潤滑油と切削油が供給できない状態になっていることを発表しました。

 

これも4月から本メルマガで予想していたことでした。

 

別に難しい話ではなく、要するに石油が入ってこなくなったわけですから、石油に関するものはことごとく供給不足となり、危機になるというだけの話です。

 

それを3月と4月上旬頃までに、徹底的にリスクがどこにあるか(AIも駆使しながら)考え抜いたので、

 

今のところ、どの報道を見ても想定外の話よりも、予想通りのことばかりという感じ。

 
 

三菱重工の社長の話も完全に予想通りで、これも何度も書いた通り、潤滑油や切削油、さらに作動油というものもあり、これらの油が工場を動かすのに必要なのです。

 

このまま行くと、やがてあらゆる業界の工場を動かせなくなります。

 

代替調達はほとんど役に立たないということも、くどいほどお伝えしてきた通りです。これも数字で明らかなのです。

 

よってエンジンオイルも確かにやばいのですが、本当のリスクはこんなものではないということを理解しないと、マジでやばいと思います。

 
 

今表面化していることや報道されている内容は、あくまで実際に起こっていることの1%以下であり、またこれから起こることの序章に過ぎないということです。

 

危機がヤバいほど表面化し始め、ようやくマスコミレベルの報道ベースに乗ったというだけ。

 

それを理解していない人たち(=テレビなどマスコミしか見ておらず、ここまで報道され出しても、まだ「何とかなるやろ」と思っている人)から、

 

残念ながら、対応が遅れるため今回の危機で被害者になる可能性が高くなります

 
 

みんなと同じタイミングで危機を認識し、みんなと同じレベルでしか危機を理解できず、みんなが動き出した時に、みんなと同じように動き出す人が、

 

本当の危機が襲ってきた時に助かる可能性が低くなるのは、少し考えれば小学生でもわかることではないかと思います。

 
 

みんなが本格的に備蓄に動き出す前に(その時はほぼ手遅れに近い)、少しだけ勇気と思い切りを持って、備蓄を進めておきましょうということです。

 

それをかれこれ2ヵ月言い続けております。

 

今回の備蓄は「いずれ買うものを前倒しで買うだけ」のパターンがほとんどですので、経済的にもほぼ損はしないわけです。

 

一方、この石油危機が予想通りの流れになる確率は、大地震に遭遇する確率など全く比較にならないほど高い確率なので、

 

どう考えてもみんなが慌てて一斉に動き出す前に、備蓄をしておくのが正解だと思います。