こんにちは、中西です。
5月29日に農林水産省が、4月の農業物価指数を発表しました。
また翌日の30日には、そのデータを日本農業新聞が報道していたのですが、
それを見ると日本の農業の危機的な状況が数字で明らかになっていました。
日本農業新聞の記事は、有料会員でないと見られない内容だったのですが、
時々このメルマガで引用させてもらっていた農家の方で、農業系のデータについての分析も非常に詳しくされている「痛風のアストロエコノミスト」さんという方が、その記事の内容を引用して投稿しておられました。
4月の農業物価指数を見ると、農業の生産資材全体の指数は130.8となっていて、価格が過去最高となっていました。
この指数は2020年を100としたものですが、いくつかの項目がグラフになっていました。
光熱動力という、A重油など農業には欠かせないボイラーに使う燃料の値段が、127あたりから145まで爆上がりしていました。
農産物全体の値段は下がっているのに、農業をする上で必要な燃料や原材料が爆上がりしているのです。
平たく言うと、コストがものすごく上がっているのに販売する値段は下がっているので、農家の方々が非常に苦しいという次元を超えている可能性があります。
実際に痛風のアストロエコノミストさん始め農家の方々のネット上の意見を見ると、本当にやばい状況が伝わってきます。
また、私自身は数字を確認できなかったのですが、痛風のアストロエコノミストさんによると、この日本農業新聞の有料記事には、A重油が185まで値段が爆上がりしていることが記載されているようです。
つまり、2020年よりも8割5分も値段が上がっていることになります(゚ロ゚;)
A重油というのは、農業で使うビニールハウスのボイラーなどで使ったり、病院や介護施設でもボイラーは使いますので、この値段が上がると病院や介護施設で入浴や洗濯や冷暖房が難しくなったりします。
食品工場や漁業、銭湯やクリーニング屋さんなどでも使いますので、これらの業界が大きな打撃を受けます。
痛風のアストロエコノミストさんの投稿(フォロワーさんや境野春彦さんとのやりとり含む)は非常に現場の人の危機感が伝わってくるので引用します。
(すべて5月末から本日までの投稿)
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こりゃあ、ひでえ数字だっぺな!!
数日前に警告したA重油の高騰。
公式統計で完全に証明されたど。
資材全体が過去最高の130.8。
新聞がデカデカと報じてるっぺ。
もう一回言うど。
130.8… 約3割だっぺ。
オラが言った通り、これは農家だけの問題じゃねえど。
#重油高騰
(画像:新聞記事「資材価格 4月指数A重油」)
痛風のアストロエコノミスト (@triple_369)
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一番ヤバいのはA重油の185って異常値だっぺ。
コストが爆発してるのに、農産物の価格は下がってる。
農家はもうボイラー焚けねえ。
農家はいったい何重苦になってんだっぺか?
食品工場も地域の病院も、重油が買えずに瀕死状態だど。
物理的な限界だっぺよ。
(画像:生産資材の価格が上がり続けているグラフ)
痛風のアストロエコノミスト (@triple_369)
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リッター当たり37.2円の補助金、月1800億円の猛スピードで予算焼き尽くしてるんだ。
計算上6月下旬には予算が空っぽになって、強制終了だっぺ。
アメリカの油買えばいい…
なんてペーパーの幻想だど。
中東の油成分違って、日本のプラントじゃA重油作れねえっぺ。
油の種類と機械の設計図合わなきゃ、一滴の資源も絞り出せねえんだど。
都合のいい逃げ道なんて最初から存在しねえっぺ。
痛風のアストロエコノミスト (@triple_369)
最終更新 13:38 2026/05/30 6.6万回表示
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補助金が尽きたらスーパーの加工品も病院も末端から心肺停止するど。
紙幣の力で贅沢を買える時代終わっぺ。
加工ゼロの現物を意地でも積むんだっぺ。
家族の命守る本気の台所防衛、急ぐっぺな!!
痛風のアストロエコノミスト (@triple_369)
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境野春彦|エネルギー問題:
「恐ろしい価格ですね。元売にいて若い頃にA重油を担当していましたが、その頃の価格は30円でした。信じられません・・。」
痛風のアストロエコノミスト:
「まさにアンビリバボーだっぺよ。30円が130円。異常通り越して崩壊だど。円の価値が溶けた証拠だっぺ。」
痛風のアストロエコノミスト (@triple_369)
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A重油の本当の恐怖、農家全滅だけじゃ済まねえど。
食品工場も地域の病院も、この資源で動いてるっぺ。
ボイラー止まれば、スーパーの加工品も風呂屋も消え去るど。
クリーニング屋もだ。
日本のインフラが中小零細企業から崩れ落ちるサインだっぺ。
#A重油
痛風のアストロエコノミスト (@triple_369)
7:00 2026/06/02 1.3万回表示
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走れコウタロー:
「今まででも高かった重油が30%上がったら製品になる時には1.5倍の価格になるのは当たり前だっぺよ!トマトの二毛作すっぺ!インフレ危ねんだぁ。」
痛風のアストロエコノミスト:
「末端のスーパーに並ぶ頃には、価格はバケモンみたいに膨れ上がるっぺよ。」
走れコウタロー:
「更に「物流」「光熱費」の高騰は避けられねぇ、末端の価格は2倍になっても全然不思議ではない。燃料が無くなれば買いに行く事も出来ねぇっぺよ。」
痛風のアストロエコノミスト:
「その通りだっぺよ。物流、梱包材全部だっぺな。」
痛風のアストロエコノミスト (@triple_369)
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・・・農業に直接関わっていないとなかなかわからない危機感がヒシヒシと伝わってきます。
繰り返しますが、A重油は農業だけでなく、病院や介護施設や食品工場や漁業など、あらゆる分野で使われますので、
特にギリギリでやっているところほど、この価格上昇で倒産・廃業するリスクが劇的に高まるわけです。
こういう人たちの危機感や悲鳴や阿鼻叫喚を他人事のように考えている人ほど、
まもなく危機が現実化したときに、自分と思いっきり関係している業界ばかりだったことに気づくのかもしれません。
少なくとも日本に住んでいる限り、今回の石油危機という戦後最大のリスクに無関係な人などいないのです。
上記の投稿にありますが、痛風のアストロエコノミストさんも備蓄の重要性を説かれています。
気づきましたよね?農家の方の切実な警鐘ですよ。
見逃した人もいるかもしれないので、最後にその部分だけ、もう一度掲載して今回は終わります。
「紙幣の力で贅沢を買える時代終わっぺ。
加工ゼロの現物を意地でも積むんだっぺ。
家族の命守る本気の台所防衛、急ぐっぺな!!」